父、武下和平そして師匠、武下和平
令和3年1月25日、19寺40分 逝去致しました。
遠い昔のような、でもまだ3週間ほど。
1日が長く感じて何をするでも無く、病院のオンライン面会の予約を何時にしようかと考えてみたり
なかなか、現実のものと受け止めてられない状況です。
約3年近く入退院を繰り返していましたが1.2週間で退院してましたので又、復活すると信じて疑いませんでした。
そんな中、昨年の2月に食道癌が見つかりました。
かなり範囲が広いがステージ1でしたので年齢的にも進行が遅いかもしれない、リスクの高い癌治療をするより好きな物を食べ焼酎も呑んで穏やかな日々を過ごすほうが良いと決め過ごしていました。でも今年に入り熱がなかなか下がらない事が多くなり、息苦しそうで意識もはっきりしなくなりました。
コロナ禍、面会もままならず臨終には間に合いませんでした。
これまでもっと他に最善の方法があったのではないかと悔やんだり、申し訳なく思ったりしています。
通夜、葬儀に際しましては沢山の方から心のこもったお言葉、お気遣いを頂きました。
心から厚く厚く御礼申し上げます。
改めて父の大きさ偉大さを感じています。
弟子として、囃子をする事から多くを学びましたがまだまだ導いて欲しかった…
最後に父の念願でもあった祝い唄集を近代の教授、清先生や義永さん、海風社の作井さんよお力添えもあり「しま唄語り」として残す事に携われた事が何よりの救いです。
これからは次世代に向け受け継いだもの全てを伝えて行きたいと考えています。
ただ、4月から活動開始する迄もう少しお時間を頂きますよう宜しくお願い致します。
武下かおり